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パーマネントトラベラー

パーマネントトラベラーは年金なんかに頼らない!【お金持ちの考え方】

・パーマネントトラベラーになったら年金はもちろんもらえないよね?
・老後は年金なしでどう生活していくの?

結論から言うと、資産を増やせば年金に頼らずに生活を送ることができます。
お金持ちはこのことを知っているので、そもそも年金制度に期待はしていません。

◆パーマネントトラベラーは年金を頼りにしていない?


日本から住民票を抜き、国に税金を収めていないということは、社会保障制度を受けることはできません。保険料も全額負担なので、当然年金も受け取ることはできません

ちなみに老後にもらえる年金は「老齢基礎年金」と「老齢厚生年金」のことを指します。

支払うときと受け取るときで呼称が変わるので混同する人も多いですが、年金は支払うときは「国民年金」「厚生年金」、受け取るときはそれぞれ「老齢基礎年金」「老齢厚生年金」という呼び方をします。

支払うときはたいした制限がないにもかかわらず、受け取る際には以下のような制約が設けられています

  • 最低納付期間
  • 在職老齢年金

それぞれ説明していきますね。

最低納付期間

老齢基礎年金を受け取ることのできる最低納付期間は10年と定められています。10年以上の支払い期間がない場合、たとえ9年11か月分を支払っていたとしても1円も返ってきません。(2017年までは25年だったようです)

もちろん長期間払っていた方が後々もらえる金額は大きいですが、40年間支払っていても戻ってくるのは年間約80万です。

期間 年間 月間
40年 779,300円 64,942円
35年 681,888円 56,824円
30年 584,475円 48,706円
25年 487,063円 40,589円
20年 389,650円 32,471円
15年 292,238円 24,353円
10年 194,825円 16,235円

参照:シニアガイド

在職老齢年金

60歳以降、厚生年金に加入しながらも受け取れる老齢厚生年金を「在職老齢年金」といいます。

在職老齢年金は年金額と月給や賞与に応じて年金額が減額、場合によっては支払われないことがあります。

▷60代前半の場合
基本月額(年間の老齢厚生年金÷12)が28万円を超えた時点で、年金額の減額対象になります。
総報酬月額相当額とは月給(標準報酬月額÷)に、直近1年間の賞与を12で割った額を足した額です。

▶︎65歳以上の場合
47万円以下の場合は厚生年金が全額支給を超えると、47万円を超えた額の1/2の年金額が支給されます。

つまり年金のほかに収入がある場合、働けば働くほどもらえる年金は減ってしまう可能性もあるということです。

在職老齢年金として受け取れる年金額早見表も載っているので参照してみてください。

◆パーマネントトラベラーは年金をもらわない代わりに何をしているの?

お金を投資し、資産を増やしています。

世界の富豪と呼ばれる人たちは「個人資産の多さ」からお金持ちと認識されています。

2018年の世界長者番付で1位のジェフ・ベゾスは自己資産の推定額が1,120億ドルだそうです。

給与が多い、ブランド物がたくさん買える = 「お金持ち」というのとは違いますね。

富豪や貴族が何世代にわたってお金持ちでいられるのは、資産が受け継がれていくものだからでもあります。つまり資産は一度形成してしまえば半永久的に運用ができるわけです。

◆パーマネントトラベラーがしている年金に代わる資産形成はなに?

下記の2つが主に世界を飛び回っているまたは、いわゆるお金持ちと言われる人達が行っている代表的な資産形成です。

  1. 不動産投資
  2. トレード

どちらも労働収入では手に入れることのできない額を不労所得で得ることができます。

フランスの経済学者である トマ・ピケティは、『21世紀の資本』の中でr > gという法則を導き出しています。

簡単に言うとrは不労所得、gは労働収入と言い換えることができます。

本中では r = 資本収益率つまり、資本を運用することで入ってくる収入、例えば利潤、配当金、利息などのこと

一方g= 経済成長率は給与所得などにより入ってくる収入を指しています。

資本主義の構造上、このことを理解している人たちのもとにはますます富が集まり、格差が広がっていくと言われています。

21世紀の資本』と r > gについてはこちらの記事で詳しく説明しています。

まとめ
  • 国に頼った生き方はリスクであることが明確になったのではないでしょうか
  • それぞれの国のメリットを使い分ける分、デメリットを自身で補い、国に頼ることなく生活していくということですね