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パーマネントトラベラー

パーマネントトラベラーの居住先【おすすめ5選】

・居住国を分けるって聞いたけどどこがいいのかわからない
・パーマネントトラベラーはどこの国を居住地にしているの?

こういった疑問をお持ちの日本国籍の方に、私の独断と偏見で選んだ、おすすめの居住先5つを紹介していきます。

◆パーマネントトラベラーの居住先としておすすめの国5つ

  1. 1シンガポール
  2. 2マレーシア
  3. 3タイ
  4. 4オランダ
  5. 5ドイツ

上記の5つの国をビザ、宿泊先情報とともに詳しく見ていきましょう。

◆パーマネントトラベラーに人気なアジアの居住先

1.シンガポール

赤道に近く一年中温暖な気候なので、冬の寒さから逃れるのもいいかもしれませんね!ただ、8月〜11月は視界が悪くなるヘイズが起こりやすいため注意が必要です。

金融の中心地の1つなので物価は高めですが、治安も良く国が小さいため、中心部にも郊外にも行きやすいのも魅力的ですね。

ビザ情報

▷観光ビザ

日本国籍の方は、観光目的での通常30日以内(陸路で入国した場合は14日間以内)の滞在であればビザは必要ありません。ただし、有効期限が6ヶ月以上残っているパスポートと、シンガポールからの出国の航空券が必要となります。

30日以上の滞在が必要となった場合、オンラインまたは現地の移民局で、滞在延長手続き(最大89日までの滞在)が可能です。

▶︎就労ビザ
  • エンプロイメントパス (Employment Pass)
    最低賃金がS$3,600/約288,000円
    専門職あるいはエグゼクティブレベルの役職でシンガポールでの就職が決まっている人
  • アントレプレナーパス (Entre Pass)
    シンガポールで資本金がS$50,000/約400万円の会社を設立してから6ヶ月以内、または設立する予定のある外国人。また、その会社の株を最低でも30%保有しており、シンガポールの銀行に最低S$50,000/400万円の預貯金がある人

これらの他に4種類のビザがあります

滞在先

  • Airbnb(民泊)
    1泊5,000〜1万円でマンションやアパートを借りることができます。部屋によっては1週間以上の滞在などといった条件のつくものもあります。
  • ビジネスホテル
    1泊1万〜2万円での宿泊が可能です。ベッドメイキングや朝食なども付けられるので、手間をかけたくない人にはホテル生活がいいかもしれません。
  • サービスアパートメント(キッチン、リビングスがあり、ベッドメイキングなどの清掃サービスがある物件)
    2LDKの物件で月70万円が相場です。
  • コンドミニアム(プールやジムが付いている富裕向けの高級マンション)
    賃貸物件であれば月40万ほどから借りることができます
    参考:シンガポール賃貸物件

2.マレーシア

マレーシアも熱帯地方で一年を通して温暖な気候です。ただしスコールが頻繁に起こるので、外に出かける際には気をつけましょう。

人口の約7割がイスラム教を信じている国なので、アジアの中でも違った雰囲気が楽しめますよ。

ビザ情報

▷観光ビザ

90日以内の滞在に関しては、観光・ビジネス(商談・会議・視察)、外交・公用目的であればビザは必要ありません。マレーシアを出国する往復航空券または第三国行き航空券を所有していることが条件となります。

また、MM2H(マレーシア・マイ・セカンド・ホーム)という、滞在期間は何度でも行き来が許可されている、最長10年間の滞在が可能なビザがあります。

MM2Hビザを取得するにはカバーレター、申込書、出征証明書など14項目の提出書類が必要になります。書類に不備がなければ、30日ほどで発行できるそうです。

MM2Hビザでは就労する事は認められていません。

▶︎就労ビザ

マレーシアでは、個人事業で就労ビザを取得することはできません

就労ビザを取得したい個人や企業は、現地法人を設立するか、マレーシア国外に法人を持っている場合は新たに支店を開設する必要があります。つまり就労ビザは、法人から申請をすることになります。

滞在先

  • Airbnb(民泊)
    クアラルンプール市内でもワンルームであれば月々3万円〜で借りる事が可能です。
  • ビジネスホテル
    1泊5千円ほどで、交通の便の良いところに建っているホテルがほとんどなので、ホテル名で選んでしまっても失敗はあまりしないでしょう。
  • コンドミニアム(富裕層向けの高級マンション)
    賃貸であれば月々10万円前後で、プール、ジム付きのコンドミニアムへの滞在が可能です。(投資目的で購入する場合は5000万円ほどで購入ができます)
    参考:マレーシア不動産を借りたい

3.タイ

マレーシアと同様に一年を通して暖かく、雨季と乾季があります。道路によっては水はけが悪いので、乾季の11月から2月にかけて訪れるのがいいでしょう。

物価は日本の1/3ほどなのでお昼であれば、300円程度で食べられてしまいます。海が綺麗な島や自然の豊かな山岳地帯もあるので、タイ国内を旅行して回るのもおすすめです。

ビザ情報

▷観光ビザ

入国後30日以内の観光目的の滞在の場合、往復の航空券あるいは、他国へ出国する航空券等を所持していればビザなしでの入国が可能です。

▶︎就労ビザ

タイで就労をする場合、タイ大使館または領事館にて、滞在可能日数が90日の就労ビザ(Non Immigrant/Business Visa)を取得する必要があります。

入国後に就労ビザを申請することはできないため、必ず渡航前にビザ申請を行いましょう
参照:タイの就労ビザを取得するには

滞在先

  • Airbnb
    バンコク市内で1月20万円ほどでの宿泊が可能です。お寺巡りで有名なチェンマイでも(掲載件数は少ないですが)同額程度で借りる事ができます。
  • コンドミニアム
    マレーシアと比較すると少し高額になりますが都心で15万円〜の家賃で生活が可能です。
  • サービスアパート(アパートにホテルのようなサービスが付いた物件)の場合、月5万円ほどの家賃で済ませる事ができます。
    参照:バンコクのコンドミニアム情報

◆パーマネントトラベラーでもヨーロッパに居住したいあなたには

アジアに比べて物価は高めですが、企業や永住権の取得を視野に入れている場合、比較的実行しやすい2ヵ国をご紹介します。

4.オランダ

自転車、風車、チューリップ、芸術などが有名ですね。自然が豊かでオランダ人はいい意味で他人に無関心なので、暮らしやすい国の1つといえるでしょう。

ビザ情報

▷観光ビザ

180日間の期間内で90日以内の滞在であればビザを申請する必要ありません。

▶︎就労ビザ
  • 自営業/フリーランス用(Working on a self-employed basis)
    ①オランダ商工会議所にフリーランサーとして登録
    ②銀行口座に最低資本金4500ユーロ/約60万円がある
  • 投資家用(不動産投資などは対象外)
    オランダ国内の企業に125万ユーロ/1億6500万円以上の投資ができる場合、1年間(更新可能)の滞在許可書を申請することが可能です。
    参照:オランダ王国のビザ7つを徹底比較

滞在先

  • Airbnb
    アムステルダムの中心部に借りる場合1泊1万5千円ほどするので一ヶ月の滞在で60万円ほどかかります。
  • フラット
    月40万円ほどで家具付きの物件がレンタルが可能です。アムステルダム、アムステルヴィーン、ホーフトドルプの3都市より選択ができます。
    参照:オランダ物件

  • お城
    ヨーロッパらしく、お城にも宿泊する事ができます。1泊1万円ほどで宿泊が可能です。
    参照:お城で素敵な夜を

5.ドイツ

GDPは世界4位で、産業や技術分野における世界的なリーダーとして名高い国です。お堅いように思えますが、フリーランスに優しい国とも言われています。

ビザ情報

▷観光ビザ

90日以上の滞在をする場合、ビザの申請と取得が必要です。

▶︎就労ビザ

フリーランス/自営業用のビザがあり

・申請書
・資金計画書
・収入見込み書
・履歴書
・家の契約書または権利書(ベルリンに住んでいる事が条件です)


などの書類をドイツ語または英語で提出しなければなりません。
参照:ドイツの就労ビザ

滞在先

  • Airbnb
    1泊7千円が相場で、月20万円前後でワンルームを借りることができます。
  • シェアハウス
    共同生活になりますが、月15万円程度で家具付きの部屋を借りられます。物価も安くはないので費用を安く抑えるのであればシェアハウスもいいかもしれません。
  • ホテル
    ホテルのランクにもよりますが、1月の相場は30〜50万円ほどです。
    参照:ドイツのホテル

◆パーマネントトラベラーの居住先:番外編

ビザなしでも長期滞在が可能な国3つ

  1. オーストリア:最大で連続180日
  2. ポーランド:最大で連続90日
  3. ジョージア(グルジア):最大で連続365日

滞在国で収益が発生しなければ、観光ビザでも長期滞在が可能になります。

オーストリア、ポーランドはシェンゲン協定国です(ヨーロッパ諸国間で出入国審査なしに自由に国境を越えることを認める協定で、現在は26カ国が締結しています)が、日本との間に2ヶ国協定を結んでいるので、上記の日数の滞在が許可されています。
参考:シェンゲン協定国

どの国においても観光目的での入国の際は「パスポートの有効期限が6ヶ月以上残っている必要」があります。チャックイン時に有効期限が近く、旅行を断念した知人もいるので・・ご確認はお忘れなく!

まとめ
  • 行く先々で所得が発生する場合、取得するビザが異なることもあります。
  • 生活をする際、英語が話せれば問題ありませんが、母国語を習得する必要もあるかもしれません。
  • 四季のある国で過ごすのもいいですが、暑い時は涼しいとことに、寒い時は暖かい快適な場所で生活するのもいいですね。