・日本のパスポートでほとんどの国にビザなしでいけるんだよね?
日本パスポートを所持している場合、ビザなしでの渡航が可能なのは190ヶ国、ビザが必須となる国は34ヶ国あります。
観光目的に限り、現地の空港などで取得可能なアライバルビザやオンライン申請のできるビザの制度を導入している国が多くありますが、今回は大使館などへの事前申請が必要なビザが求められる国をご紹介します。
◆パーマネントトラベラーが知っておきたいビザが必要な国:アジア編
日本からも近く、時差も少ないので気軽に滞在先にしやすい地域ですね。温暖な気候が多いので、冬の寒さから逃れるのにもいいでしょう。
事前に申請しなくてはならないのは下記の2ヶ国です。
- 北朝鮮
- ブータン
ビザが必要な国は上記以外にもカンボジア、ミャンマー、インド、ネパール、などがあります。ただし、事前にオンライン申請またはアライバルビザを申請することで許可がおりるものが多いので渡航前に確認しておきましょう。
ブータンのビザ申請は、旅行代理店を通じてのみ行う事ができるので注意が必要です。
◆パーマネントトラベラーが知っておきたいビザが必要な国:中東地域編

アジアとヨーロッパの間にある中東地域は、独特な香りと文化を楽しめますよ。
ただし、中東は内戦や紛争がある地域も多いため、入国審査が基本的に厳しい傾向にあります。外務省より退避勧告が発生している場合は、ビザがあったとしても入国はできません。
- アフガニスタン
- イラン
- タジキスタン共和国
- トルクメニスタン
- ヨルダン
以下の4ヶ国は日本国籍者だけでなく、非常に多くの国民に対して入国を制限していることでも知られています。
- イエメン
- イラク
- サウジアラビア
- シリア
内戦などにより国の情勢が非常に不安定なので、日本政府や外務省ではこれらの4か国への渡航を控えるようにと警告が出されています。渡航を決めているのであれば最新情報を常にチェックしておきましょう。
サウジアラビアの一般的な観光でのビザの取得はほぼ不可能と言われており、ビジネス目的での渡航であってもビザの取得は難しいとされています。
◆パーマネントトラベラーが知っておきたいビザが必要な国:欧州
旧ソビエト連邦の国々に多く、石油や天然ガスがとれる地域です。
- アゼルバイジャン
- トルクメニスタン
- ロシア連邦
社会主義国として知られるロシアでは、キューバや他の社会主義国を除くほとんどの国に対してビザの取得を課しています。
西ヨーロッパでは、日本パスポートを保持していればビザを申請する必要のある国はありませんので、気軽に行きやすいかもしれませんね。
◆パーマネントトラベラーが知っておきたいビザが必要な国:アフリカ編
郊外に出れば、広大な草原と大地の広がる、まさにライオンキングのような風景を見ることができます。南アフリカの首都であるケープタウンではインフラも整っており観光地としても人気なので、一度訪れてみるのもいいでしょう。
しかし、アフリカ地域は入国時にビザが必要な国が最も多く、22か国あります。
- アルジェリア
- アンゴラ
- エリトリア
- カメルーン
- ガーナ
- ガンビア
- ギニア
- コートジボアール
- コンゴ共和国
- コンゴ民主主義共和国
- シエラレオーネ
- 赤道ギニア
- 中央アフリカ
- チャド
- ニジェール
- ブルキナファソ
- ブルンジ
- マリ
- 南スーダン
- リビア
- リベリア
アライバルビザの制度を導入している国もありますが、政治事情などによりビザの取得が難しくなる場合もあるため、あらかじめ日本で取得してから行くことをおすすめします。(長蛇の列になる場合もあるようです)
事前申請が必要ということは、気軽に国を変えての滞在ができないこともあるので、滞在先と日数を決めてから出発しましょう。
◆パーマネントトラベラーが知っておきたいビザが必要な国:オセアニア地域

- ナウル共和国
- パプアニューギニア独立国
ナウル共和国はミクロネシア諸島に属する世界で3番目に小さな島国で、日本だけではなく世界のほとんどの国がビザの取得を義務付けています。
参照:ESTA Online Senter
- 地域により日本のパスポートを持っていても、事前申請をしていないと入国できない国もあるので、確認と準備は必須です
- 聞いたことのない国もたくさんあるかと思いますが、気になった国についても調べてみると面白いですよ